広背筋のストレッチでコントロール、ボールのキレを作る方法
広背筋と聞くとこんな感じをイメージしますか?
その名の通り、背中の大きな筋肉のことです。
確かに、背中で語れる男は魅力的です。
では、広背筋をたくさん鍛えてかっこいい肉体にして見ましょう!!
と、話を持ってきたいのですが、あくまでも野球にどう影響するのか?
どう野球に活かせるのか?
私はこれを伝えたいのです。
そこで、今回は野球をうまくするために必要な広背筋の役割をお伝えします。
広背筋の機能
広背筋がついている場所は、仙骨、肋骨、胸椎や腰椎の棘突起、腸骨から肩の前側の上腕骨の小結節についている筋肉です。
役割としては、主に肩関節の伸展・内転として働きます。
特に、私は肩関節の伸展という機能は広背筋において最も使う部分ではないかと個人的に思っています。
この画像伸展の画像を見るとわかるのですが、投球のテイクバックの時に肩関節を伸展させていますよね?
つまり、この広背筋を上手く動かせるようにしてあげればテイクバックも上手く取れて球速のアップにも繋がるはずです。
しかし、この広背筋鍛えて大きくすればいいという話ではないんです。
広背筋がもたらす悪影響
広背筋が硬いと、肩、肘を怪我します。
ストレートに言いましたが、これは事実です。
理由は、肩関節の外転不足ということが起きます。
外転不足=肘が下がった状態でボールを投げることになります。
つまり、ゼロポジションの姿勢が取れません。
それでは、いいボールがいくはずありませんよね。
だったら、この広背筋の柔軟性を作ってあげればいいのです。
広背筋のストレッチ
ストレッチをする前に確認してほしいことがあります。
その場でバンザイしてください。
そして、バンザイしてその位置を覚えてください。
そこからストレッチをしてください。
可動域が明らかに変わることがはっきりとわかります。
ストレッチをする前に投球をするのと、ストレッチをした後に投球動作をするのとでは、確実にボールのコントロール、キレが変わります。
コントロールをよくすること、キレを出すこと、球速を上げることで大事なのは
自分が投げやすい位置でボールが投げられているか?
これが、非常に重要になります。
大谷選手も投げやすい位置ということにこだわりを持っています。
特に小学生の頃から広背筋を柔らかくしておくと、
この先の野球人生でも障害の発生確率は上がるのではないか?
私は、個人的にそう思っています。
怪我をしない身体、強い身体
どうせなら、この二刀流を手に入れて野球を楽しんで見ませんか?
野球人は肩を一生大切にする生き物ですから・・・
広背筋のストレッチで野球が上手くなるなら私は喜んで取り組みますね。