足を速くするためのトレーニング 『バックブリッジ』
足を速くするトレーニング第二段
今回は、『バックブリッジ』をやっていきます。
ポイント
バックブリッジは『体幹トレーニング』の一つとも言われているトレーニングです。
今は、小学校、中学、高校、トップアスリート問わずにどの選手も取り入れているだけでなく、一般の人々にも取り入れられているトレーニングです。
そこでポイントを整理しましょう。
①しっかりドローインができているか
②骨盤が傾いていないか
③股関節伸展筋を上手く使えているか
私は、この三つをいつも意識してやっています。
特に、③股関節伸展筋を上手く使えているか
ということには、人一倍神経をすり減らしてでも意識しています。
なぜ、股関節伸展筋を優位に使いたいのか
理由は、股関節伸展筋は基本『アクセル筋』と呼ばれているからです。
特に、ハムストリングスはトップスピードに乗せるために必要な筋肉です。
そして、股関節伸展筋には、もう一つ大きな筋肉があります。
それが、大臀筋です。
大臀筋とハムストリングスの股関節伸展筋を鍛えることで、足を速くするトレーニング、爆発力を生むための土台作りとしてはもってこいのトレーニングです。
そもそも、股関節の伸展って何?
そもそも股関節の伸展が何かわからないという人も多いでしょう。
簡単にいうと、下の画像のようなものです。
左足が体の後ろになっていますよね。
これが解剖学的にいうと、股関節を伸展するという意味です。
短距離走は、いかにこの股関節を速く伸展させるかが速く走る上で必要な要素となってきます。
このトレーニングはこの後紹介するバックブリッジでピンポイントに股関節伸展筋群を鍛えることができます。
これをやることで、あなたの競技力はまたレベルアップすること間違いありません。
トレーニングをしてみよう
ポイントはさっきも言った三つです。
①しっかりドローインができているか
②骨盤が傾いていないか
③股関節伸展筋を上手く使えているか
そして、このトレーニングでよく聞かれるのが
「腿の裏(ハムストリングス)がよくつるんですけど・・・」
という質問が多いです。
そういう人は、ハムストリングスを優位に使っているため、大臀筋が上手く使えていません。
大臀筋と、ハムストリングスを同時に上手く使えることが重要になります。
足をお尻に近づける、足幅を少し開いてみる
などと言った、ことを意識するだけでトレーニングをより快適に続けることができます。
足が速いは正義
リレーの選手はかっこいいですね。
小学生は、みんなリレーの選手を目指して欲しいです。
リレーに出るだけでかっこいいと女子に言われますからね。
そして、今みんなが取り組んでいる野球にももっといきて来るようになります。
この記事を見ている、少年野球のコーチもこのトレーニングをウォーミングアップに取り入れて見てください。
子供達の成長をすぐに実感できると思います。