野球力上達メソッド

野球に適した体を作ることを目的としています。野球に関することしか書きません。野球バカです。

ピッチャーが『コントロールをよくする』には本当に陸上部のようにたくさん走る必要があるのか?

こんばんわ。

 

 

今回は『コントロール』についてです。

 

 

よく

「球は速いけど、ノーコンだな」

「あそこでフォアボールを出さなければな〜」

「先頭バッターにフォアボールを出す時って絶対点が入ってるよな」

「打たれていいよ!打たせろ!」

 

 

と言われる、ピッチャーの人も多いのではないでしょうか?

 

 

しかし、ピッチャーもファアボールを出したくて出しているわけではありません。

 

 

では、なぜ『コントロールが良い人、悪い人がいるのか?』

 

 

原因はたくさんあると思います。

 

 

今回は、そのいくつか考えられる原因を紹介したいと思います。

 

 

腕が縮こまっている

 

これは一番多くに見られるケースです。

 

 

テイクバックや、リリースがいつも違うのです。

 

 

原因は、『選手が萎縮』していることが確率としては高いです。

 

 

なぜそうなるのかというと、

「もうこれ以上フォアボールを出すと監督に怒られる・・・」

「野手のみんなになんて言われるか・・・」

「帰ったらお父さんの説教だ・・・」

 

 

こういった経験がある選手はコントロールを乱しやすかったり、ひどい時は

イップス』になります。

 

 

選手を叱る時は、選手をどこまで叱れるのか、どのように接すればいいのか?

 

 

これを指導者や、保護者は考える必要があると思います。

 

 

下半身が弱い

 

シンプルに、下半身が弱い選手はやはりコントロールが良くないです。

 

 

よく言われるのが、

「試合を壊した選手は罰走」

「走り込みが足りない」

 

 

と言われます。

 

 

では、マラソン選手はみんなコントロールが良いのでしょうか?

 

 

答えは、ノーだと思います。

 

 

単純に考えて、投げ方を知らないから。

正しい投げ方を知らないからです。

 

 

過度な走り込みは疲労骨折の原因にもなります。

 

 

オススメは、30Mダッシュです。

 

 

知り合いの元日本代表の人も30Mダッシュを繰り返して強くなったといっています。

 

 

itomatsu-baseball.hateblo.jp

以前の記事でも触れたように30Mタイムと投球スピードは比例していますし、

下半身の”キレ”を出す意味では長距離走よりも短距離走の方が適しています。

 

 

体重移動のトレーニング

 

最後に考えられるのは『体重移動ができていない』

 

 

ということが考えられるのではないでしょうか。

 

 

体重移動とは、ボールに力を伝える上で一番重要ではないでしょうか。

 

 

球の力にしろ、スピードにしろ

 

 

何よりもコントロールが大きく影響します。

 

 

重心が少しでも後ろに残っていればボールは上に抜けます。

 

 

そのため、しっかりステップ脚に体重を乗せ、ボールに力を加える必要があります。

 

 

そのために必要なトレーニングを紹介します。

 

 

フロントランジで体重移動を覚える

 

前回の記事を見てくださった人からしてみれば、

「なんだよ、また同じトレーニングかよ」

 

 

こう思うでしょう。

 

 

しかし、待ってください。

 

 

一つのトレーニングで足が速くなって、コントロールが安定したら・・・

 

 

そんな夢のようなトレーニングを軽視するなんて私にはできません。

 

 

家でもできますし、高校生にもなればウエイトを担いでもいいです。

 

 

ポイントは前回の記事にも書いてある通りです。

 

itomatsu-baseball.hateblo.jp

 

 

私なら、トレーニングプログラム(メニュー)を作るとすると。

 

 

①軽いジョギング

②フロントランジ10回3セット

③30mダッシュ10本

 

 

この、プログラム(メニュー)を作ると思います。

 

 

もし、コントロールを良くしたい、足を速くしたい、ついでに球も速くしたい

と思ってたらまずはこのトレーニングに取り組んでいてください。

 

 

最後に

 

ピッチングは、下半身の動きでコントロールが決まります。

 

 

その、下半身を利用できれば、エースになる可能性も出てくるかもしれませんね!

 

 

体重移動ができると、コントロールの安定、球速アップ、そして、自然と言い投げ方ができるようになるので

 

 

怪我しない体になります。

 

 

怪我をしない選手こそ一流です。

 

 

まずは、フロントランジ騙されたと思ってやって見てください!